monolog

アクセスカウンタ

zoom RSS 改造覚書:GENTOS EX-737NX 3CREE P4

<<   作成日時 : 2008/04/24 23:20   >>

面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

こちらも遅れに遅れておりましたが、オクでCREE WarmWhiteのP4版を3個手に入れられてなんとか完成しました。
これも皆様からも様々なご助言アイデアを頂けたおかげです。ありがとうございました。
画像
構成はCREE3個を並列に配置し、マーカー用赤色LEDは前面に寝かせて配置しています。

また一次拡散用には浜ちゃんさんご推薦のシリコンキャップを放熱用固まるシリコーンで固定。
光量バランスを取るため中央部のみカットしてタイトにしてあります。
画像
超高輝度3mm赤色LEDは頂点をフラットにカットして中央部に向けて配置、外周を向く端子側には絶縁を兼ねて正面確認用にグロー処理。
このアイデアはcinqさんの記事から頂戴しました。

真正面からだとこんな感じになっています。
画像
実はこのEX-737NX、熱的にはどう考えても完全なる設計ミスです。
ヒートシンクこそアルミですが、その熱を外部に出す経路が全くありません。
LEDから出る熱はただただヒートシンクを暖めて、その熱はドーム内を常夏の楽園・・ではなく灼熱地獄にしてくれます。。
後でランタイムグラフもお見せしようと思いますが、100%時(500mA)での垂直降下っぷりはそれはもう豪快です。
でまあ焼け石に水・・いや熱湯程度なのですが、樹脂製インナーボディ全体にアルミテープを巻き、ヒートシンクからは銅テープで少しでも熱を拡散させるよう誘導してみています・・が、あまり効果は期待出来ません。
アウターまで引っ張れば多少は効果も出せそうですが、そうなると防滴性能に支障を来たすのでこのような処置となりました。
いずれにしろアルカリ単三電池x3による降圧回路で500mAは流し過ぎになるので、見るも無残な結果になる事でしょう。


次に2次拡散についてですが、まずはノーマルの状態から。
画像
こんな感じでシリコンキャップによりある程度これだけでも拡散されますが、肉眼では大きめの点光源と言った感じでしょうか。

これにダイソー窓用目かくしシートを加えるとこんな感じに。
画像
本物のツーマントルには程遠いですが、拡散量はこれ位が丁度良さそうでした。
よってフィルムケースは無しとしましたが、もう少し長めの波長でまたーりしたい時用に付属させておこうと思います。

それではオリジナルと配光パターンを比べてみましょう。
画像
いつもの反転画像の方も見てみましょう。
目標のシジミ型を通り越してほぼ球形に近くなりました。
が、これはオリジナルのも悪くないんです。
それほど丸くないリアルなシジミ型ですが、配光は適切で少ない光量を上手く活かしていると感じました。
逆にCREE版はムラの無い配光と引き換えに、やはり角度により光源の明るさが少し邪魔に感じるかも知れません。
そう言えばHATTAさんもEX-777の記事でそんな話を書いておられましたね。
本物のマントルと違ってそれ自体が放射線を出しているわけではないからなのか・・ランタンへの道は遠し。

と言う事で、なんとなく実際に設置したイメージを作ってみました。
画像
いや98kさんとこで蔵書公開の記事を見て「ああ懐かしいなあ」と思ったんですが、あの辺の時代のは全部どこか行ってしまったので、とりあえずその辺にある(取りだせる)のを適当に見繕って配置してみました。
100%モードは確かに明るいですが前述の通り短時間以外は使いものにならないので、実際の運用は50%を常用と考えた方が良さそうです。
ニッケル水素で使えばいくらかマシになるとは思いますが、この設計ではやはりメインは50%モード。
ちなみにCREEx3の50%モードはオリジナルの約85%の明るさになります。
それに100%モードだと1時間で約半分まで照度が落ちてしまいますので、実際の運用での差は更に縮まると思われます。


最後にこれが正面確認用グローの図。
画像
とまあ苦労した割りにはな性能ではありますが、これでEX-737NXについては完成形としたいと思います。
はたしてランタンになれたのか?と問われれば、全然お話になりませんでしたとしか答えられませんが、まあ明日があるって事でこれにて終幕。
それよりも今年のニューモデルが気になるところですね。
EX-777XPかあ・・フルサイズならあるいは?


それではまた後でランタイムグラフやらマーカー動画を追加したいと思います。




*4/25追記
まずは100%モードのランタイムを測ってみました。
画像
はい、予想通り・・・終わっていました。本当にありがt(ry

連続点灯時間である事も暗順応についても解かるけど、ちったあ考えて出力決めても良いんじゃあないだろうかと思う今日この頃。
でなければTiablo MA1のように一定時間ユーザーからの入力が無ければ、そのライトを構成する要素から導き出される連続点灯に適した出力まで自動でシフトくれる機能を・・と、これはまた別の機会に。

しかしまあ・・・さすがにこれは。
画像
Log表示にしても救いようが無いかも。。

パーセンテージでの変化も見てみましょう。
画像
画像
ヘッドライトのHW-733Hも似たようなカーブを描いているわけですが、こちらはランタンですのでBoost的扱いも出来ません。
monolog的ランタンの定義”限定的な空間において安定した光学的環境を提供する”。
要はなるべく長時間一定の明るさを得られる場所を作るって事ですね。
これはランタンにおいては絶対的な明るさよりもまず求められる要件です。
暗順応を期待(製造者がそれを求めてはいけない)するにしてもいさささか落ち込みが激しすぎます。
ここまで落ち込むのならそれは根本的にこの構成と出力のバランスが合っていないのだから、最初から最大とアベレージの中間辺りの出力を初期値に設定すべき、と私なら考えるところです。
この場合は350mA位でしょうか、それでも初期の明るさ感は大きく損なわれる事なく、かつその方が効率も良く結果長く明るく使える。
いや、それ以前に改良すべき点が多過ぎて出力の最適化だけではどうしようもないのですが・・。
やはりこの時点でのLEDランタンは気軽に使える便利グッズ程度で、まだ間に合わせのガジェットに過ぎないと考えた方が良いのかも知れませんね。

で、現在はもう少し期待の持てる50%(実際は35-40%くらい?)モードで測定中。

・・・って今見たらテスターの電池切れで止まっていました。
と言うわけで測定結果は明日に。。



*4/26追記
50%モード・・実際は40%あるか無いかだと思いますが・・の12時間のランタイムをまとめました。
画像
画像
てな具合に予想通りランタンとして使うなら本命はこっちと考えた方が良さそうです。
これくらいの降下角ならまあ許容範囲と言えそうでしょうか。
暗順応についてなど外的要素を加味するのは、ここから先とすべきなのでしょうね。
まずそれを構成する要素から適正と思われる出力を求め、実際に試験運用を繰り返し、更にベストなセッティングに詰めていく。
そうした当たり前の事をする前に単純にスペックシートだけから出力を決定するべきではない、と私は思うのですが・・・やっぱり開発予算とか時間とか色々大人の事情もあるし、最終的にそれで良いかどうかを評価するのはユーザーなので通常は好きなモノを選べば良いと思います。

でもまあ、せっかく良さげなのでそのまま24時間計測に突入させる事にしました。

とりあえず12時間までで100%モードと50%モードの比較をしてみましょう。
画像
画像
100%モードは1時間半で50%モードの初期照度を下回り、8時間半で50%モードに逆転されました。
なるほど、もし100%モードを使う場合は1時間半まで、出来れば30分間隔くらいで明るくしたい用途・・例えば倉庫内でちょっと探し物をしたりと言った間欠点灯に向いているように思います。
キャンプや停電時などで長時間使いたい時は最初から50%モードでってのが賢い使い方になるでしょうか。
その辺はユーザー側で用途に応じて使いこなすべきなのかも知れません。


*4/26追記
50%モードの24時間計測が終わりました。
画像
画像
100%モードと比べると若干マシではありますが、14-15時間くらいを実用上の目安と考えて良さそうです。
公称値では・・・。

100%モード=約28時間
50%モード=約56時間

と、なっていますが・・これはたぶん計算だけで実際に点灯試験はしていないか、どんなに暗くても完全に消えるまでの時間と言う事なのだと思います。

monologで考える実用点灯時間は・・・。

100%モード=おまけして8時間
50%モード=おまけして15時間

と言ったところです。
どちらも最初の出力が発光効率を下げるために電気が使われているようなものなのが残念な感じです。

もっともこのコンパクトなEXシリーズは本格的ランタンの代用と言うよりは、繋ぎ的に使うのが本来の目的なのだとも思います。
必要な時にサっと出してパっと付けて目的を達したらしまう。
軽量コンパクトなボディを生かしたバックアップと言うわけですね。
そう考えるとこのEX-737NXはなかなか良く出来ている携帯ランタンと呼べる思います。
アカリセンターさんでも大の人気商品となっているってのも頷けますね。
今後の更なる進化を期待したいシリーズです。


と、最後に・・もしもEX-737NXがアルミボディで十分に放熱が出来るような構造だったとしたら・・で架空の理想のランタイムグラフを描いてみました。
画像
最大出力はボディサイズとアルカリ電池の放電特性を考えて100%で350mAとしました。
そして必要十分な明るさで一晩持たせるMidを220mAに。
Lowは・・・サバイバル用なら60mAくらいでも良いかも。

まあ実際アルカリ単三で無理なく取りだせるのはこの程度になると思います。
限られたエネルギーから取り出せる光には限度があります。
それを用途に合わせて最大限に活かす、まずはヒトに出来るのはそれくらいでしょうか。
今のテクノロジーでは特異点やらディラックの海から無限にエネルギーを引っ張り出せませんからねえ。
とは言え将来はマジで解決しなくてはいけない問題でもあります。
このまま化石燃料を使い続けるってのは自らを崖っぷちに追い詰めて行くようなものってのは判っている事なので・・・滅ぶ前になんとかしないとね。

やっぱり・・人類補完k(ry

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
面白い

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
改造覚書:GENTOS EX-737NX 3CREE P4 monolog/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる