monolog

アクセスカウンタ

zoom RSS Warm WhiteでもUltraFire C2

<<   作成日時 : 2008/01/27 22:58   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 15

タイトル通り取り寄せた暖色系LEDをフラッシュライトUltraFire C2にぶち込んでみました。
画像
こちらはCreeの方ですね。ノーマルコンとの組み合わせで50トーチルーメンほど出ていましたので、フラッシュライトとしても十分実用になる明るさです。
こいつで本物のフィラメントと比較してみようと言うわけです。

ProLightの方はスター基板に乗っているので、737と一緒に頂いたちょっとジャンクなLuxeon K2ライト(Wolf Eyesタイプ)のキャニスターに搭載。
一応C2のとネジ径が同じなのですが、高さがあるのでリフを被せてベゼルを手で抑えてとりあえず照射画像だけ取りました。
C2リフは大抵のLEDで使いまわしが利くので助かります。

と、そう言えば私も含め何かとお騒がせなUltraFireC2 Q5ですが・・・。
どうもショップの測定値CPFなどの報告とわずかばかりの経験を統合すると、同じUltraFireC2 Q5であっても性能のバラ付きは結構あるようですね。
これは単にP4モデル同様に部品の品質のバラつきが主な要因かと思われます。
それプラスQ5の高めVfが影響してCPFでも個体毎の測定値がバラバラに・・と言う流れなのかも。
まあC2の場合リフの当たり外れだけでも楽に1.5倍の照度差がある事はここでも何度も書いているのでご存知の事と思います。
P4でも1mで3000Lux台から5000Lux台までありました。
それに組み立て時、きちっと熱伝導が取れているかでもグラフのカーブは変わりますものね。

そうですね。ちょっと一例から考えて見ましょう。
Kaiのところのグラフは・・初期に水平ラインがありますね。
これがノーマル降圧コンだと仮定した場合、よほど熱伝導がうまくっているか、あるいは電流が少なめか、と言う推測が出来ます。
次にこれがAMC7135のような定電流ボードと仮定した場合、熱伝導はそれほど大きく関与しません。
その代わりグラフではLEDのVfが初期の15分で電源電圧を上回ってしまう値にある事を示唆しています。
が・・一旦ここで時間に目を移しましょう。
50%に至るのに約135分、150分後にはほとんど終了に近い感じでカーブを描いています。
2400mAhのバッテリー・・ああ、実容量は変動するのだと思いますが・・仮に2時間半で2000mA使ったとしたら800mA流れていた事になります。
これを700mAだと仮定したら150分では1750mA使ったと言う事ですね。
しかしテール電流では920mAともあります。
いずれにしろ時間的要素から見ると電流は十分流れていた事になります。
同様に今度は電圧の要素でも考えて行きましょう。
比較的安定しているリチウムイオン充電池であっても電圧はある程度下がります。
大体は負荷がかかって3.9Vくらいから始まり3.75V〜3.6V辺りまでが安定期と思われますが、Vfの低いLEDであれば照度が時間経過に対してここまでリニアに下がるとは考えにくい。
以前に低目VfのSSCで組んだC2Z +Rの検証で、熱対策が十分な場合700mAで約3時間、降下するまで初期の80%は維持出来ると言う実例もあります。
この場合おそらくテール側では最初より後半の方が、電源電圧は下がり電流は増えていると思われます。
そしてガクっと急降下を始めた辺りの電圧に回路の効率を掛けたモノ、それが設定された電流時のLEDのVfである事が判ります。
いや測ってはいないんですが、理論上はそうならなければ何かが間違っている事になります。
そこで改めてKaiの初期のテール電流の920mAを考えてみます。
わかりやすく回路の効率を80%と仮定すると736mA、それが初期のバッテリーの電圧でもいっぱいいっぱいで15分後以降はただ下がり続けるしかないのだとしたら、そのLEDのVfは電源に対して相当に高めなのであろう・・と推察出来るわけです。

とまあ私の場合大体こんな感じで、思考し試行するのがパターンです。
ひとつの情報があったとして、それはやはり多くの要素により構成されていますので、出来る限りその元を辿り、ある地点で分岐したらまたそれぞれの根に向かって次々と調べていく事の繰り返しです。
ですので気が付くと全く無関係と思われた場所に至ってたりしますが、最終的には全部繋がるモノなのでしょうね。
ですのでライトに限らず”何か”を知ろうと思うなら、調べられる全ての事、考えられる全ての事は有用であり、そして必要な事だと思っています。
そう言えば似たような事をヒコ・ミズノ氏も若い頃に出された書籍で書かれていたっけ。
と・・これは宝石の世界の人ではありますが、機会があればいずれまた。

何にせよ、既にあるデータや定説や記事をそのまま鵜呑みにするよりは、多少間違っていても自分で調べ自分で考えた方がずっと価値あるモノになる・・と、そう思うのですよ。
まずは今ある常識を疑う事から・・ってのは誰が言ったのでしたっけ?(ファーザーではないよな)


さて少し長話になってしまいましたが、もう一方のProLightも良く見てみましょう。
画像
ありゃ日亜みたいな3本ワイヤー。
もっともハイパワー系は基本的にカソード複線なのでこれを3chipと解釈したのは間違いだったかも知れません。後で日亜のも解体してみようかな。


それでは本題のフィラメントとの照射比較。
はたして暖色系LEDは白熱光源の代わりとなるのか?
まずはProLightの方から。
画像
比べてみると予想以上に黄色くて驚きました。
これは思うに赤色成分が少ないのだと思います。
どちらかと言うとCreeのWHやRebelのNW系の延長線上のような感じですね。
それでも単体だと画像ほどは黄色い感じはしないのは・・そう、ヒトは色を差で判別してしまう特性が強いからですね。
環境に左右されやすいので、機械のようには演色評価指数は有効では無い、と言うわけです。
まあ、あれはそもそも均一な品質を得たい工業製品や印刷物向けで建築物や施設の環境構築にはまた違ったノウハウが必要だと思います。
こうした規格の類も表層だけで鵜呑みにすると・・違う場所に行き着いてしまうのでご注意を。
何故そうした規格が生まれ、それは何を基準にしているか。
更にはその基準は何から・・と原点まで辿って初めて解かったと言えるのでしょうね。

・・・って、このテの話はほっとくと果てしないのでサクサクとCreeの方も見てみましょう。
画像
画像ではこちらの方がイケてるように見えますが、実はこれもフィラメントの色とは違いました。
画像ではサチっている部分は白っぽくなっていますが、実際は中心から周辺まで均一な色になっています。
どちらかと言うとこれに近いのはオレンジ色のナトリウムランプですね。
もちろんこちらも単体で見れば結構電球っぽいですが・・うーむ。

どうもこれは一番電球っぽい色は結局は元の日亜だった・・と言うオチになりそうです。。
画像
画像では判り難いのですが、中心部には少し青みを感じます。
お馴染みの日亜カラーですね。
しかし、これが電球色の場合良い具合にリアルさを出してくれている、と言う事に気が付きました。
unkochanさんがナイトライトで日亜を混ぜていたのは光色的にもまさに正解、ナイスアイデアだと思いました。

と、オマケで白いレジ袋を通して白色光から暖色の画像も撮ってみました。
上がそのまま、下がレジ袋フィルターです。
画像
中身はのば太こと85Pなんですが、色の分離具合が見えますでしょうか?
一部の暖色の波長だけが透過・直進して、残りは見事にその場で拡散している事が判ります。
これを暖色系だけを使おうとするとかなり効率が悪そうですが、意図的に分けて使う方法とかが見つかれば面白いかも知れませんね。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(15件)

内 容 ニックネーム/日時
私のC2 Q5やっとテール電流測りました。4.14Vの18650で0.6Aでした。
電池が持つはずです(^_^;)
しかし明るさは十分以上ありますから、Vfは高いかもしれないけど電流が少ない領域でも照度が落ちないLEDなのかもしれません(^_^;)
takebeat
2008/01/27 23:35
こんばんわ。暖色比較ご苦労様です。最近の白LEDに目が慣れてきたのか暖色系では物の判断力が鈍る気がします。部屋の中とかで物を探すには記憶が固体色をフォローして判断できますが、未知のフィールドでは判断に時間が掛かるような…
屋内での間接照明等には良い色ですね。

レジ袋フィルターは周辺光が豊富に出るので、簡易ランタン(吊下げ)に向きそうですね。
でも、何故か中心の黄色部分が細長く照射されます。ライト固定で袋をヘッドにあわせて回すと、細長い照射部分も回ります。摩訶不思議。
0909
2008/01/27 23:42
こんばんわ〜。レポート、愉しく拝見しました。そうですよね、「あ〜でもない、コーでも無い」ってやってるときが一番楽しく、記憶にも残りますよね(^-^ )
WarmなLEDは仕事にも使いたくて、興味津々なのですが、もっともそれらしい日亜のJUPITERは廃盤のようですね(RSオンラインではまだ在庫あるようです)。JUPITER単体で使用すると色の分離が顕著ですが、GENTOSのSuper Jupinaでは綺麗に混ざります。手持ちの他の光学系には一切マッチしませんでしたが。日亜はパワー系ではちょっと苦戦しているようですが、この「自然な感じ」を武器にがんばって欲しいと思いました。
Ish
2008/01/27 23:50
takebeatさん>
いえ情報が錯綜してしまってお騒がせしてしまいました。何だかデジカメ200万画素>300万画素移行期を思い出しますね。
電流少な目でも明るいって事は熱伝導、光学系も非常に良いアタリ個体だったのかも知れませんね。ああ、やっぱり買っておけば良かった〜。

0909さん>
動的に対象物を認識する場合は色差情報少な目の暖色系がナトリウムランプ同様に輪郭を捉えやすくて良いのでしょうが、逆に個々の色や素材感を確認する用途には反射・拡散しやすいクールホワイト系・・と、すると色温度の変わるLEDがあれば完璧なのか。
レジ袋の波長分離をそれに応用出来ればなあ・・。

Ishさん>
あれだけ嫌っていた日亜の色分離がちょっと好きになりそうです。で、もしかしたらKLC8の電球色もその傾向があるのかなあと気になって来ました。そっちは確かオーディオQさんとこにあるんですよねえ。ムズムズ。。
monozof
2008/01/28 00:59
一口に電球色(Warm White)LEDといっても結構違いがあるんですねー。
写真で見る限りCREEが一番自然な感じもしますが、日亜のほうが電球色っぽいと。なかなか参考になりました。

テールで計測する一次電流値はコンバータの方式によって計算が異なるので、そのコンバータがどういう種類か確認しておかないと妙な結果になることがありますね。
AMC7135などリニアレギュレータの場合、一次電流値はそのままLEDの二次電流(If)になるので、(電源電圧-Vf)*電流 が損失に。
かたやスイッチングコンバータの場合は 電源電圧*電流値*効率 = Vf*If となるので、降圧型で電源電圧が高いと一次電流は少なくて済みますし。
スイッチング方式で電源電圧に余裕があるのにダラダラ照度が下がるのは、monozofさんの仰るように放熱が悪いか、コンバータの定電流制御(レギュレーション)が悪いとか、そんな感じでしょうか。
RUU
2008/01/28 01:47
実はもう一つ比較したい光源があったのですが・・と思ったらPLJさんところのブログにピッタリの画像が。芯と言う安定化装置による原初の定照度光源、いわゆる蝋燭ですね。平均化して約2000Kと言われるこの光色のバランス・・って次の記事ネタだったりして。
ふむふむ、逆に電源電圧に余裕があって、最大限に効率を高めようとした場合、何に留意すべきか?とか考えていたりします。またLT3476とかの専用ICで複数チャンネルに分けてと言うのは何に有効なのか、とか・・って、さすがに懐中電灯にはまだコスト面で厳しそうですね。。
monozof
URL
2008/01/28 09:08
おはよーございまし

>日亜を混ぜていたのは光色的・・・
えーっと私の場合市販品(完成品)に
青LEDが入ってる事を聞いて?ん?って思い
しばらくライターの炎をぼーっと眺めてたら。。
殆ど感性(思いつき)でやってる私なのでぇ(汗)

んと、普通に白色KLC8にオレンジか赤の
フィルターで試してみるのも良いかも
しれませんね。。。

そんな事よりCPFのリンク先で
UltraFire Cree C2にEndor仕込んでる方がぁ
あの配線の取り回し方を見ると、
3個同一制御ではなく個々にLEDを分けて1つの
コンバーターで制御してるよーな。。。
(とっても気になりまぷ)
unkochan
2008/01/28 10:26
RUUさんこんにちは、
RomisenのRC-T5も2x18650より4xRCR123Aの方がテール電流は少なかったですね。
で、2x18650では電圧の低下に比例して照度も落ちていきました、降圧する場合もある程度電圧差がないと必要な電流は供給できないんだなと。
takebeat
2008/01/28 11:07
おはようございます。CPFメンテ終わったんですね。Endorの元ネタの方はURLに入れておきました。
フラッドモンスターとある通り近距離では家紋入りだけど距離があれば範囲照射はお手の物と言った仕様のようですね。リオさんのDOP-11MGほどではないですが、結構何でも合わせられるC2のリフでも平面上の複数の点光源を完全にひとつにまとめるには距離をおいて拡散させるしかない・・てとこ迄は自分でも検証してみて判りました。で次の策を考えています。
monozof
URL
2008/01/28 11:29
リンク先のライト見てたら溝という溝にGITDの
Oリング挟まってますね(^_^;)
takebeat
2008/01/28 16:14
あ、本当だ。基板のグローコートと言い個性的で良いですね。なるほど最初は3コンにするつもりだったけど入らないんで並列DDにしたんですね。キャニスターの縁は削ったのかな?
monozof
2008/01/28 18:29
以前は漂白剤のCMに出る位の白い色が好きでしたが、最近は色温度ちょっと低目が好きになってます。
写真ではCREEがよさげに見えますが、これでも実際はナトリウム灯ですか…
意外とLEDでフィラメントの色って難しいかもしれませんね。
cinq
2008/01/28 21:10
はい、私が落としたのは金の鉢巻d(嘘

失礼しました。
Creeは肉眼だと中心まで全部同じ色なので不自然に感じてしまうのでしょうね。あるいはオーバードライブしたらほど良く青味や黄色味が出てくれるかなあ、とか考えています。
で、何気に日亜って電球色ではちょっとしたモノ(URL)だったんですね。やっぱり混ぜ具合がキモなのでしょうか。
monozof
URL
2008/01/28 22:15
URLリンクどもッス

うーん
Endorはやっぱり家紋系からの
呪文が解けないのでしょーね。。。

C2のグローの使い方は結構ぃい感じ
ですねぇ〜私も同じくナチュラルを所持
してますので何時かパクリます(爆)

キャニスターは削ってもしくは
段差を埋めてフラットにしたと思われますねぇ
ま。あれだけリフを開口してるのですから
如何様にもなるとは思いますけど。。。

日亜って電球色はしまりす堂さんから購入して
ますが、私個人しては実際見る限り
なかなか良い色合いだと思いまぷヽ(´ー`)ノ
unkochan
2008/01/28 22:49
おはようございます。
昨夜は・・睡魔に襲われて寝てしまいました。
出来れば夢魔に襲われたかったところですが、体力ゲージがゼロに近かったのでは意味無いですね。

私も・・全部売っちゃったんですが、またC2ナチュラルが欲しくなって来ました。
C2の底なしリフはSSC等Luxeon系の指向特性なら可変焦点に出来ますし、照度にもほとんど影響しないので自由度は高いですね。

そう言えばLexusに供給された日亜の多chipは市販されないのかなあ?
monozof
2008/01/29 10:54

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
Warm WhiteでもUltraFire C2 monolog/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる