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zoom RSS テストタイプ01

<<   作成日時 : 2009/06/11 18:20   >>

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まず最初に自らの目的を再確認しておくべきであろう。

そもそも私は肉眼のように見える照射画像などと言うモノは存在し得ないと考えている。

PC上では最終再生装置のモニターが非常に狭い範囲しか扱えない点はもちろんの事、仮にRAWからbit数を落とさず高解像度でプリントアウトしたとしても、まず大前提としてある観測者の時間的要素が記録装置も再生装置も相互に欠落している事にある。

いずれにしろ静止画、あるいは映像記録については「ああ、こんな感じの配光なのだなあ」と漠然とそのライトの性格を知る目安とする程度と考えています。

もっともこの点については普段からメーカーのデータシートも技術者の金言さえも一要素としか私は捉えていないので、とりわけ問題となる事ではありません。

それよりも問題はおそらく私個人の主観をどう記録し他者にわかりやすく表現するか?
こればかりはさっぱり良いアイデアが思い浮かばないんですよ。

ビジュアル的にはどう撮影し画像をどれだけ加工し組み合わせようと脳内のイメージとは一致はしないし、個人差も含めそこには時間的な変化が非常に限定的でしか存在しないからですね。

ヒトは常に動画を見ている、生体のみで静止画見る事は出来ない・・と言うのは繰り返し書いている事ですが、実際には見る事が出来ない脳内で再構築される静止画っぽいイメージと言うのであれば・・でっちげられるかも知れません。
その代わり、それは静止画となった時点でまさにでっちあげと呼ぶべきモノ。
それならばまだ狭く直線的なダイナミックレンジではあるけれど、誰もが同じように記録し見られるフツーの静止画の方が比較の参考には向いているように思います。

こうして照射画像の撮影方法をあれこれ考えても詮無い事と言うフリダシに戻るわけです。
結局ベストとしてはそれを実際に各個人の生体で体感してもらう意外には方法が無い(しかも個人差あり)って事になるのだけれど・・・まあ今はそれはそれとして進めてみましょう。


この図はかな〜り大雑把ですがヒトの光閾におけるレベル、いわゆる「暗い」「明るい」「眩しい」の3段階を示したもので、真ん中のオレンジの範囲は一応ヒトの20%程度と言われているリバーサルフィルムのダイナミックレンジなんですが・・・これは確定では無さそうなので参考程度に。
それについては後にヒトの動的なダイナミックレンジとして解説します。
画像
下の青いラインがコールラウシュ屈曲点と言われる明るい時用の錐体と暗い時用の桿体の活動レベルの曲線が交差し主副逆転する所ですが、各細胞の反応は曲線的で実際に屈曲しているわけではありません。
そこより下でも錐体自体は活動はしてはいるけどバトンを渡した走者がゆっくりクールダウンしていくように非常に反応が緩慢になってゆくようです。
そして桿体の方は元々スロースターターなのでのんびり活性化し反応を開始させるわけですが、高い解像力と広いダイナミックレンジを両立させるにはなかなか良く出来たシステムだなあと関心します。
近未来デジカメにも取り入れられ・・たら良いなあ。。

そして上の赤いラインから上は「眩しい」の領域なのですが・・・これはかなり広いレベルでシフトするのでテキトーです。
と言うのも、これは総合的に研究され体系化された論文(特定条件の動物での化学反応実験はあり)が見当たらなかったので自論になりますが、ヒトのダイナミックレンジも時間軸を詰めれば実はたいして広く無さそうだ・・と考えられるからです。
その代わり組織による分担があると同時にそれらは変化する入射光に対しても可能な限り淀みなく応答するよう連携が取れたシステムを構築している、と仮定。

要は光エネルギーの変化量の多い明るい場所でヒトは3種の錐体の高速応答性を利用してコンティニュアスAEを作動させ常にその時の明るさに最適なレンジへ感度シフトを行い、それによりあたかも広いダイナミックレンジを確保しているように知覚させている・・みたいな?

まあこれもやはり動画的であると同時にヒトの脳内のイメージ補間による再構築も加わるので、科学でも化学でも医学でも物理学でも心理学でも個別のジャンルでの研究では特定の一面しかデータが取れ無さそうだし、もし完全な研究をしようとすればカエルとかサンショウウオではいずれにしろ限界がありそうだ。

やはりここは、そのぉ・・・具だけ取り出して人体実験?(ダメ






なあに、首から上だけで構いませんから






・・・と言うMADな夢を見ました。
(うん、夢ならしかたないな)






てな感じで、今回もさりげなくホラーな前説から始まりましたが、いいかげんライトのラの字も出て来ないのはいかがなモノか?

そこでなんだかんだで組み始めて3ヶ月以上弄ってたんですが、とりあえず一応のカタチにはなっているので出してみました。
画像
TE-mini2・・・って元々は8W miniとかってCR123サイズのやつですが、これにTEシステムを搭載したものです。

実を言うと一部欠けてたり傷が大きかったりして残っていたTEレンズの余りで何か組みたいなと昨年から考えていたものです。
画像
要は廃物利用なんですが、やはり昨年実験的に作って失敗に終わったTE-miniに再チャレンンジしてみたと言うわけです。

そこで今回は前回の失敗を踏まえ、出来るだけ光学系のサイズを稼げるようベースに約30mmのヘッド径を持つ本機を採用、同時に平面充填効率を上げるべくカット範囲を周辺からではなく一方向の中央寄りとしています。
画像
これによりだいぶ光学的効率は下げてしまいましたが16340サイズのライトでもフルサイズのUltraFire C2 TEに近い配光をなんとか再現する事が出来ました。





が、TE-mini 2では大きく異なる点があります。




それは・・とっても照度が低い点。。

なんたって相対的に明るいSTD(標準)モードでさえ サラマンダーより Romisen RC-N3より低ーい!
画像
あ・・ちなみに各右下の数字は一応参考程度には測ってみたトーチルーメンなのですが、全て新係数に改めてあります。
オリジナル状態のSF-501の数値が増えているのはその為なのですが・・それでもRC-N3より低かったのね。

もっともTE-mini 2ではもうひとつのSPLモードの方が面白いかも知れません。
こっちは・・まんまスペシャルローかな?いえ単に低照度モードって事です。


出力についてはマウント方法が今回ややこしいので正確にはわからないのですが消費電力から逆算して推定する事は出来そうです。
画像

画像
STD、SPL各モードのランタイムはこんな感じで、市販ライトだとOLIGHTのT10が比較的近い設定を持っているようでした。

推定出力はSTDで約1時間なので約450〜500mAくらい、SPLモードの方は約7時間なので70〜90mAくらいかと考えられます・・が、これにはあまり自信がありません。

どうにも画像と測定値と肉眼による主観とでいずれも一致しないのでアテにならないっぽいんですよ。

例えばSTDでも明るいのか?と聞かれれば「いや、それほど」と言えるし、逆に明るくないのか?と聞かれれば「十分に明るい」と感じる。


またSPLモードも画像では風前の灯のように見えますし同時に比較すれば確かに暗いのですが、主観的にはSTDモードとそれほど大きな差を感じないと同時に、前回のコメントでも触れた通り完全に暗順応した状態でもあまり眩しいと感じず明るさ感は明順応している時とそう変わらないと言う不思議な感覚が味わえます。

だもんで周りに灯りが無い場所だと今どっちのモードだったか一瞬迷うと言うのが難点かも。


なワケないと思われるかも知れませんが、こればかりは主観でありリアルタイム=連続する時空間の中でしか体感出来ないのではてさてどう表現したモノか?・・と言うのがまたフリダシなわけですね。


とりあえずSPLモードを主観的な像としてでっち上げるとしたら、こんな感じでしょうか。
画像
これらの異なる露出での撮影画像を合成すれば、ある程度は実際には見る事が出来ない脳内で再構築される静止画っぽいイメージをでっちげられるかも・・と思ったんですが、見るからに主観とはだいぶ違ってそうなのでこれも参考程度に。


今回の主な参考web
・大阪大学大学院の研究室より細胞内情報伝達研究室紹介ページより
・東京医科歯科大学・医学部・医学科のどこか (おい

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コメント(13件)

内 容 ニックネーム/日時
明るさは再現できなくても印象操作で明るさの違いを認識させる事はできる
ってわけですね(^_^;)

テレビも写真も、いや、目の前の現実の世界でさえ映像は嘘で成り立っていますから。
映像にした時点で嘘なのは仕方がありません。

でも印象操作で見せたいように見せるのは可能でしょう。
それを端的に表しているのがグラフとか統計とか、思いっきり現実から引き離して記号にしてしまえば印象操作はばっちりです。
takebeat
2009/06/11 23:13
う〜ん、見せたい側と見たい側間で媒体を通して誤差が生じるのは、現状では常識と捉えて…まぁデシカメが1万画素でISOも1万、2万と向上すれば誤差も少なくなるんでしょうが、脳に映写する人の目にはまだまだ…まあ、多くの人が思い起こせる基準ライトとの比較画像が1番解り易いかなと。
また、帽子のようなグラフも配光パターンが想像出来ていいですね。私の理想タイプは、クラッカーのようなピエロ帽グラフかな。ムーンレンズのアレだとコック帽?
0909
2009/06/12 09:47
>>私個人の主観をどう記録し他者にわかりやすく表現するか?

が最終か中間の目標、画像でお届けはそのほうほうのひとつ。なんですね。

私は「理想的な汎用のパターン」みたいなものを考えるのがテーマでここ数回の御記事が始まっているのかと思ってました(^^;

しかし、そりゃあ、なんちゅーか、たぶんそーとー厄介なことに目覚めちゃいましたね(−−ゞ

でも、ぬるーく応援してます。本当にm(_ _)m
川端
2009/06/12 12:31
takebeatさん>
そうですね、そもそも数はあらゆるモノの代理でしか無いのだけれど、ついつい数そのものが主体であるかのように錯覚しそうになる事があります。
とは言え数もまた特定の現実を写してはいるので観測法さえ間違えなければ非常に参考になるモノだと考えています。
・・って個人的には5桁くらいまでが限界ですが。。

0909さん>
ムーンも範囲内の走査がしやすいと言う点で用途により捨て難い配光だと思います。
もっとも例のベイダーヘッデンがやたら同僚の釣りチーム内で好評なのは意外でした。結局お仲間用にもう一個追加で頼む事に。
ついでに私もヘンテコなのをまたついポチっとな。

川端さん>
はい、理想と思われる汎用パターン自体は考える前にもう存在しちゃっているので、今は何故それはそう見えるのか?を様々な観測点から考察し論理的に整理しているところです。

しかし、改めてこうしたヒトや生物の仕組みの解明と応用を経験と口伝だけで体系化していった大昔の人達ってすげーなと関心します。
よっぽど・・暇だったのかな?(違ーう
monozof
2009/06/12 20:40
ええ。結局、自分の目で体験するのが
いちばん。故にオフ会とかをやってみたり
している訳ですが。

でもね、monozof閣下のように、ある程度
定点で、しかも恵まれた環境の中で、
一定の縛りをかけて色々と比較できれば、
それは非常に参考にはなるわけです。
カメラやPCやらの中で何をされていても。

と、いう訳で装填完了(黒)。
ウォークスルーBOX発射しましゅぅ♪
(何故そんなに大きくなったかは以下略)
リオ
2009/06/13 07:32
らめ・・じゃなくて、キターーー!!!
総員戦闘配・・・戦闘員いねえ?

ってかウォークスルー箱デカっ!

これ車輪付けたら乗れる?(ません
monozof
2009/06/13 08:31
明るさを3Dグラフ化するソフト見つけました、それもすごく簡単に!
試しに上の6枚の照射画像の集合画像を勝手にお借りしてグラフ化してみました。
http://sites.google.com/a/bam-boo.cc/top/diynikki-1/diynikki---2009nen-6tsuki/gazouno3dgurafuka/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%952.jpg
SF-501の中心部が四角く凹んでいるのはLEDチップの影でしょうか?
照射パターンも六者六様でわかりやすくなっています。

ちょっと感動(^_^;)
takebeat
URL
2009/06/22 22:16
おわ!なんだこれ?
そうか、うちの画像がソースなんですね。

ふむふむImageJ用のプラグインなのか。
そう言えばフォトショにもちょびっと立体化するもっと単純なバージョンのプラグインにあったよーな。
こっちは医療や科学研究でも使われているって事で桁違いに本格派で面白そうですね。

あ、SF-501のぽっちりはたぶん私がマーカー代わりに壁に刺してる画鋲の部分かも。。
monozof
2009/06/22 22:31
画鋲の影響でしょうか?
壁のスイッチも立体化されてますね(^_^;)

実際に明るさを比較する場合事前にモノクロ化した方が良いかな?
とか、
うまくいけば明るさの積算が出来て光束の比較も出来るのではないか?など夢がふくらみます。

いかんせんgoogle頼りでは日本語の解説が断片的で思ったことが出来るのか分からないところが頭が痛いところですが(^_^;)
takebeat
2009/06/23 00:26
マニュアルの日本語訳を作成している方を見つけました。
http://www.hm6.aitai.ne.jp/~maxcat/imageJ/menus/analyze.htm

「Measure〜計測」で「Mean Gray Value(中間グレー値)」が光束の比較に役に立ちそうです。
>>総画素のグレー値の和をピクセル数で割ったもの
ということですので、
ピクセル毎に明るさを0から255の256段階で測定し
全ての画素の明るさの平均を出してくれます。
これなら絶対白飛びしないようにして測定条件および撮影条件を統一したら一般的な懐中電灯のように集光する照明の光束比較が出来そうです。

蛍光灯とか一般的に全方向に光が出る照明器具の光束測定は無理そうですけど。
takebeat
2009/06/23 00:52
なるほど元々が画像=光学的情報から固体数や強度や濃度の分布を解析する画像処理作業を半自動化する為のプラグインで、ImageJ自体もかなりライトの測定に応用できそうな機能を多く持っているみたいですね。

前にトーンカーブを加工して作ったランタンの配光=シジミorアゲハの色分離とかも一発で出来そうかも。

そう、全光束はやはり積分球など閉鎖環境の中での平均化が必須となります。
が、実のところルーメン値もまた近似のライト間でのみ比較対象となるモノで、ランタンのように環境光として使われる場合はともかく、照射範囲が限定的なフラッシュライトの照射能力とは必ずしも一致しない一要素として捉えるべきかと考えています。
monozof
2009/06/23 08:38
ランタンのような照明器具の明るさ比較は難しいですね(^_^;)

そうでなくとも集光している懐中電灯の場合でも周辺光の外側にも光は出ているわけで、
その周辺光の更に周囲に漏れた光を計測してこそ本当の全光束なのは明らかですが、

懐中電灯として使用した場合、その部分は人間の目では中心部との明暗差が広すぎて通常は明るさを認識できない部分だと思います。

つまり、光束のデータが欲しい人には無意味な数値でも多くの一般の人にとっては実用的な光束の比較用の数値が出せるのではと思います。

例を挙げると、
SSC P7等の大光量のライトの周辺光の更に外側に漏れた光は5mm砲弾型LEDの周辺光、いえ、下手をするとメイン光より明るい可能性がありますが、上記計測方法では積算されないでしょう。

しかし、懐中電灯としてみた場合、大光量ライトの周辺光の更に外側の漏れ光の量の多少は実用上比較する意味がまず無いですし、主光でさえ5mm砲弾型LEDとの明るさ比較をする意味はまずありません。

もう少し実験して詰めていきたいと思います。
takebeat
2009/06/23 10:37
ランタンの場合はやはり部屋の端近くの一定の位置に置いて壁への分布を見たりする感じでしょうか。

懐中電灯については私はやはりその配光が作り出す3D形状と視覚との関係を探って行きたいところですが、takebeatさんが試しにグラフ化してみせた野外照射画像の強度分布図もなかなか興味ある試みに思えました。
あのグラフは手前が空側になっているのでちょっとわかり難いですが、例えば奥の路面側の立ち上がりだけをサンプリングしていくつかのライトで比較するとかしてみたいかも。
monozof
2009/06/23 20:19

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