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zoom RSS 改造覚書:PrincetonTec APEX - S4 -

<<   作成日時 : 2008/08/14 22:34   >>

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さてPrincetonTec APEXはニッケル水素電池で使っても、放電終止電圧近くになったらお知らせしてくれるので安心して運用できると言う事がわかりました。
もちろんユーザーがそれを理解している必要はありますが、またちょっとAPEXを見直したところです。

で、なんで放電終止電圧が1Vなのか?ってえと・・・たぶんニッカド時代の組電池での運用がまず前提にあって、現在は家庭用の汎用電源としての扱われ方も想定した安全領域として、なのではないかと思われます。
複数の電池間で生じる電圧の差に、運用時の負荷が加わっても安全な範囲としてその辺の電圧が一般化したのかなあ・・と。

実は充電池単体で考えた場合の放電終止電圧は・・限りなく0Vと言うか無制限とも言えます。
単に深く放電した分だけ電極などが多く消耗して、充電池としてのサイクル数が減るだけです。
本来はどこまで放電させるかはそれを使う機器、運用法により決定されるべきモノ。
10回だけ使えれば良いやってのなら0.3Vとかまで使っても構わないと思いますし、逆に毎回ちょびっとしか使わないなら300回のところを1000回使えるようにも出来る・・かも。
理論上はそう言う特性を持つモノと私は認識しました。

そうしたカッキリ用途・用法を限定された充電池としては、航空・船舶などで使われる鉛蓄電池のディープサイクルバッテリーがあります。
更に衛星などではニッケル水素、リチウムイオンのタイプもありますが、さすがに民生用とはだいぶ異なります。
これらは毎回きっちり使い切り、毎回きっちり充電すると言うルーティーンを遵守する事できっちり仕事をしてくれると言う専業充電池(?)とでも言えるモノ達ですね。
これらの世界では一般家庭用途とは異なるルール、パラダイムが存在すると言うわけです。

しかし、今の一般家庭用途ではセル毎のバランスはもちろん、運用法も含めた様々なトラブルの要因が存在していますので、やはり1V以下になるまでは使わないと言う事で対処するのがベストだと思います。

そうですね、多少でも気を使って頂けるとしたら、ニッカド時代は常識だったと思いますが・・・。

・放電後の電圧と充電後の電圧は必ずチェックする。
・組電池の中に目立って差が生じる固体があれば、それは取り除き単一セルで様子を見る。
・なるべく毎回の放電深度=何Vまで使うかを一定にするよう心がける。

と、こんなところでしょうか?
昔からラジコンなど扱っている方々には当たり前の事をするだけなんですが、いくらかは良いコンディションを保ちやすくなるかと思います。

ま、それでも・・・死ぬときゃ死ぬんですよね。
大事なのはそんな時でも慌てず騒がず落ち着いて対処出来るよう、心とモノの備えを怠らない事が肝要なのかも知れません。



と・・・充電池の運用についてはこの位にして、それではAPEXの続きとまいります。
前回はサーミスタの為すがままにダラ下がりグラフを描かせて頂いたわけですが、今回はそのサーミスタを本来あるべき位置に移動させる事にしました。
画像
温度補償してくれるなら本来高熱から保護すべき部品のある基盤の温度で判断して頂こうと言うわけです。
電子部品の多くは70℃位が動作を保証する上限だったと思いますが・・たぶん大丈夫。

APEXのヒートシンクは無風状態ではせいぜい2W分くらいの熱しかさばけそうには無い感じですが、基盤にまで高熱が及ぶほど貧弱でも無い、と判断しました。
点灯後15分もすればフィンの部分でも60度を越えますので、実際に装着した場合は少々オデコが暑いかも知れませんが、それはそれだけヒートシンクがLEDの熱を外に出してくれていると言う証でもあります。

と言う事で、本来あるべきカタチでそのポテンシャルを見せて頂く事としました。
画像
当たり前ですが、サーミスタの温度上昇により発動する二段落ちは発生していません。
どうやら熱は滞りなくヒートシンクへ、基盤側は部品にも安全な温度域を保ってくれていたようです。

それでは二段落ちが無い場合の初期の降下率を見てみましょう。
画像
初期照度がちょい低めですが、巡航照度を見るとなかなか良い具合になってくれたと思います。
ちなみに私の計算では満充電時からの電圧低下による降下を含めた理論値は2時間26分でした。
実際の野外の運用ではもっと空気の対流も起きるでしょうから、大体2時間くらいと見て頂ければ良いと思います。

となると・・CPFのランタイムが長いのは、やはり熱で電流が流れなくなっているからなのでしょうね。
本来の性能が発揮されれば、これ位の時間になるモノと考えて頂いて良いでしょう。

と言う事で改めてHW-734Zとの比較をしてみたいと思います。
それにアルカリでのベストの記録も含めたグラフがこちら。
画像
同じエネループを使ってHW-734Zとの照度差は巡航時で約15トーチルーメンとなりました。
ぶっち切り!・・・と言うには少し物足りないすが、プチ切りくらいにはなったと思います。


そうそう、今までAPEX SSC P4と記していたのですが、長いので略す事にしました。

以降は本機の呼称をAPEX S4とします。

で、とりあえずではありますが・・・シュミィ〜ンとヒンジも復元。
画像
もっともATフィールドではなくてアルミ板なので仮です。
アウトドアで使うモノに生のアルミ板は使えませんものね。
いずれこの部位に適した素材で作り直してやるつもりですが・・少なくともオリジナルよりはマトモしたいところ。

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