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zoom RSS NAUTILUS Titanium R2:やさしい悪魔=天使でOK?

<<   作成日時 : 2008/03/22 23:53   >>

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「深海からのモノ”X”とか」とかアルバトロスちっくなタイトルも捨てがたいところですが、一応前と前々の記事からの括りとしました。

はい、ノチ子ことノーチラスのチタンでR2バージョンです。
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チタニウムボディにCREE R2(黄栗)使用、350mA駆動により必要十分な照度で2時間半の点灯が可能・・との事。
もちろんこんな高級ライトを私が買えるわけがありません。
使用LEDのランク判定など照度確認の依頼を受けたモノです。

一応キャラ的には女子のようですね。
それでチタン殻ってえ事は、もしかして少佐(あるいはメス○リラ)?
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と言うわけで、いつものきちゃない作業シートでは失礼かと思い、うちで一番きれいな敷物をお出しさせて頂きました。
傷でも付けたらえらい事ですから。ええ、私には嫁にもらう甲斐性はありません。
これ1本でビーフカレーを何食・・って貧乏臭いですね。
でもフルチタンのライトとしては、これはむしろとってもリーズナブルなのだそうな。

ヘッドを外すと真鍮っぽいインナーモジュールが見えます。
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ネジ部に塗布されているグリスが少し黒っぽいのですが・・ナノカーボンならここまで見えないはずだし、また別種のモノでしょうか?

接点端子はこんな感じで、メッキされているのかは不明。
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周囲のスポンジは、絶縁と同時にもちろん落下時の衝撃から電池と基板を保護する為なのでしょうね。

とにかく各部の造りにおいて、まるで日本人のような細かやかさを感じました。
生まれは確かテキサスなんですよねえ。
テキサスと言えば・・・何も無い荒野をテンガロンハットを被ったおっちゃんが噛みタバコをくちゃくちゃやりながらピックアップトラックでガタコト走ってるイメージがありました。
後は・・テキサスレンジャー・・チェーンソー・・(もういい?)

これはどうもテキサスに対しての認識を改める必要がありそうです。
でもまあ考えてみたらヒューストン、テキサス・インストゥルメンツなどハイテクのメッカでもあったんですね。
ふうむ少し向こう側が見えて来た気がします。

ああ、私はなるべくモノを見、触る時は同時にそれを作ったヒトと会話したいと考えています。
と言うより、少しづつですが声が聞こえて来るような気がするんです。
もちろん、単なる思い込みに過ぎないわけですが、モノが語りかける・・違うな・・モノの向こう側に居るヒトが見えて来る・・そんな気がします。

それでは、といつも通り怪しい測定を実施しました。
主な要望はまず使用されているLEDのランクの判定でした。
と言っても私はCREE R2ランク使用のライトを持っていません。
そこでまずCREE Q5で近い性能のモノをこしらえて、それと比較する事としました。
ベースボディにはHF-18、電源・回路は3.7VのRCR123をAMC7135で対象と同じ350mA駆動・・・と、思ったら370mA流れてしまいました。
光学系には多分同じと思われるMcR-17XR、、レンズは・・HF-18のプラをそのまま使う事で、とりあえず電流差の分としました。

結果としてはノーチラス R2が約80.94トーチルーメン。
370mA駆動のHF-18 Q5が約71.00トーチルーメン。

ノーチラスがQ5比で約14%増、てえ事は・・・。
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未来予想グラフを参照すると、平均的P4比で約145%と言ったところ。
なるほど確かにR2の値に収まります。どうやらランクに相違は無いようです。
ちなみにこのノーチラスは国内ショップでは無く、ご自身で直接海外から買われたので少し心配だったのだそうです。
あ、光色についてはWGないしはWG寄りWHと感じました。
いずれにしろ今や350mAで80トーチルーメンも出てしまう時代になったんですねえ。
P3、P4でCREE搭載ライトが普及し始めた頃のもう倍近い値です。
これはすなわち同じ明るさなら倍の時間使える、と言う事でもありますね。

で・・依頼には無かったのですが、私の趣味でランタイムも測定させて頂きました。
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ええ、本当に2時間半もっちゃいました。
正確には・・・生グラフを見ると判りますが・・2時間49分、初期照度90%以上を維持。
2200mAhの18650とかでは無く、約1400mAhのパナのCR123Aを使用して、です。
ふむ理論値通りの性能を発揮出来ると言うわけか。

実は届いてすぐテール電流を測ってみたんですよ。
使いかけの2.93VのCR123Aなですが、それで440mAきっかり流れていました。
これは回路の効率を85%と仮定すると、Vf3.2Vで350mAと言う計算になります。
この時点で私の中で製作者はテンガロンハットのオヤジから知的な研究者のイメージに変わって来ました。
細やかで精緻な細工、黄栗R2を使いながらあえて抑えた出力設定・・そうした情報からこれを造ったヒトの姿が見え始めて来たんですね。
そうして私はそれを眺めながらフと思いました。

彼はこれを自分の為だけに造ったのではないな・・と。

おそらくはライトマニアの為でも無い。

これは・・ごく普通の人たちの為。

それは親しい友人だったかも知れないし、家族だったかも知れない。

CPFにこのライトとシュアL1で照射比較している画像がありましたが・・全く無意味、いや全く正反対なモノである事を知る、と言う意味では良い比較だったとも言えます。

ノーチラスはL1と出力も照度も異なりますが、配光特性が・・想定される照射範囲と運用法が全く異なります。
L1は限定的な範囲で中距離以上を照射する言わば野外実戦型。
対してノーチラスは足元から15m先くらいまでの視界を”見やすく確保する”のに向く配光となっています。
これについては三種のリフの記事を参照してみてください。

ですので想定されるシチュエーションは、たぶんもっと身近なモノです。
そしてそれを使うのはごく普通の主婦や、子供達なのかも知れません。
それでも何の心配も無く持たせられるライト。
小さく丈夫で、十分明るいけど長時間点灯しても大丈夫。

なんだ、そうか。これは深海からの怪しいモノでも、たぶんライトマニアのコレクションアイテムでも無かった。
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それぞれの大切な人への贈りモノとして造られたのかも知れないなあ・・と思いました。

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
綺麗なライトですね。名前も小説からとってあるとか。
2モードのLoで80時間のランタイムだそうですが、照度はどれくらいなんでしょう?散歩程度に使えるのなら、かなりのお嬢様?
個人的には、RCR123仕様でHi-700mA Lo-150mAぐらいが面白いかなと。
ツイスト無断階での照度調節も・・・この子には似合わないか。
0909
2008/03/23 00:18
綺麗に撮ってもらっちゃって・・ありがとうございます。
ノチ
2008/03/23 00:18
0909さん>
そう言えばLowは測りませんでした。でも80時間は測りたくないかも。
そうだサイズを記するのを忘れていましたが、これの全長は67mm。C6とわずか4mmしか違わないんですよね。
それでここまで性格違うとは・・C6の躾の参考にさせて頂こうと思います。

ノチさん>
すみません、毎度のごとく私の好き勝手書かせて頂きました。しかしどうも私は”贈りモノ”と言う言葉が好きなようです。それはきっと贈る人の心のカタチなのだと思うから。どうか大切になさってくださいませ。
monozof
2008/03/23 00:50

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