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zoom RSS GENTOS HW-733H:KLC8換装 照射&ランタイム

<<   作成日時 : 2007/11/02 21:11   >>

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嫌な予感的中で・・たぶん深みのフチ辺りに立っています。

フラッシュライトと違ってなかなか情報が集まらないわけですが、大体の感じは掴めて来ました。
どうもこれはフラッシュライト以上に・・・厄介な世界になっている気がします。
天下のPetzlでさえハイパワーLED系では少しばかり混乱しているようですね。
それでも扱い方はやはり一番的確なのはさすがです。

ここではまだ砲弾型LEDしか無かった世界のまま・・なのかも知れません。


まあ、とりあえずKLC8換装の結果を見てみましょう。
画像

確かに明るいんですが、前に同じシチュエーションで撮ったK2の画像は忘れてください。
おそらく条件が違いすぎて比較対象にはなりません。
それにこの明るさは・・・幻みたいなモノです。

次にHi,Mid,Lo各モードの明るさ比較なんですが、PWM調光のサイクルが遅いので同じ撮影条件だとタイミングにより正しい明るさに写せません。
そこでチラツキの少なくなるシャッター速度1/6秒で各モードを撮影し、画像処理によりHiモードの明るさに合わせる事で比較できるようにしてみました。
画像


同様な処理で1mから。
画像

照射画像・測定には新品のパナソニック製アルカリ単三乾電池を使用しています。
この状態で簡易ルーメンで約60ルーメンと言ったところでしょうか。
ちょっとしたフラッシュライト並の明るさですね。さすがは3Wタイプ。
これでHiの100%モードで20時間も持つなんて・・・。


あるわけないんですよ。




もちろん最初から理論上不可能だよなあとは思っていたのですが、実際は予想以上のヒドさでした。
画像

実用上は3-4時間と言ったところでしょうか。それも明るいのは最初の30分以内。
これは1時間刻みではない生データの方が分かりやすいですね。
画像

ほとんど最初の数分で元の明るさの70%位に低下、1時間後には30%台にまで落ち込みます。
ほとんどまっ逆さまに急降下してようやく10%台で巡航状態に入ります。

初期の明るさからおそらく500mA位流れているのだと思いますが、普通ならそんなに流してもこんな構造では放熱出来ないし、バッテリーだって電圧を維持出来なくて照度は下がりまくると言う事くらいは判りそうなものですね。

でも、たぶん仕方無かったのだと思います。このヘッドライトの世界では。

ヘッドライト(あちらではHeadLamp)は砲弾型LEDの世界にまだある、のかも知れません。
エネルギーも時間も明るさも、全ては砲弾型LEDが基準としてある世界。
だから放熱なんて関係ないし、数ルーメンでも光ってさえいれば役に立つし、時間は絶対に何十時間も持つモノでなくてはならない。

そもそもヘッドライトはそんなに明るくなくても良いモノだったと思います。
暗順応した目で近くを見るのに不自由の無い明るさがあればそれで十分。
それよりも長時間それなりの明るさで確実に視界を確保し続けてくれる事こそが使命だったと思います。
まさに砲弾型LEDにうってつけの活躍の場だったんですね。

しかし、ある日そこにハイパワーLEDなるモノがやって来た。
それは十分な体積を持ち放熱のための構造を持っているフラッシュライトにおいても照度を長時間維持するのは困難なものであったのですが、それを無理にヘッドライトの式に当てはめようとしたからややこしくなってしまった。
ヘッドライトにおいて経験豊かなPeztlでは賢明な事に通常時はHiでも発熱の少ない(推定350mA以下)出力までとし、フラッシュライトのような高輝度出力はBoostとして分離した。
しかし公称値はけして初期照度が維持できる時間では無く、こちらのグラフを見る限り、最終的には砲弾型LED数灯分の照度で巡航するものと予想します。
まあ、それでも現時点ではベストのセッティングになっていたのには関心しました。
実は今HW-733HでもTikka XPのHiとほぼ同じ出力と思われるMidモードで測定中なのですが、非常に似た曲線を描いてくれています。
さすがに40時間・60時間は無理ですが、もし実際に見た人がいたらどれ位の明るさだったかお聞きしてみたいところです。
もしそれが極限状況下であれば、例えほんのわずかな明りでもとてつもなく価値のある明るさなのでしょうね。
ハイパワーLEDがいたずらに電気を消耗し、本当に必要な時の貴重な明りを奪うような事にならなければ良いが、と今のハイパワーも砲弾もごちゃ混ぜの表記を見て心配してしまいました。



考えてみれば私が最初LEDは換装しないでとっとと返したかったのは、こうなる事をどこかで恐れていたのかも知れません。
知らなければ、初期照度が幻なのも、点灯時間のメーカー公称値がスットコドッコイなのも知った事ではなかったのですが・・・・・・うーん。


確かに今の在り方は間違っている、と思います。
が、今の構造では無理なんですよね。
もちろん突入用などスペシャルオペレーションモデルでは電源から変わるので、一般的なヘッドライトとはまた違う観測点となるのですが、そちらも・・・。



ああ・・・知らぬ間に膝まで浸かってゐる。

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コメント(13件)

内 容 ニックネーム/日時
むかーし 単一4本の非常用ライトなるものにSSC改造したときのことを思い出します。よくある赤いボディのプラスチックの大きめライトですが、ガワがプラなので中にシンク入れてもライトの外には熱でないような事になりますよね。ガワに穴あけてアルミ板で無理やり・・・ライトを作りました。見てくれ悪いですよね、今はSSCも外されて眠っています。

アルミヘッドのヘッドライト あっても良さそうですが見ないですよね。重すぎる?。電池後頭部型なら何とかいけそうな気がするんですけど。

こうなったらフラッシュライトの頭はずして自作しかないです。
雷豚
2007/11/02 23:14
長時間の測定、ご苦労様でした。
GENTOSよお前もか!ってな感じのランタイムですね。ここは男らしく?「実用明るいのは1時間、あとはダラダラ20時間は点灯するはず」ってぐらいの記載が商品ページに欲しいですね。大概の人は、セールスポイントが実用点灯20時間との記載を見れば、せめて50%以上の照度は20時間維持してくれると思うでしょうし、購入後にがっかりされる人も多いと思います。

ここはひとつ、ヘッドライトに見せかけたエアガンか小物入れでも・・・
0909
2007/11/02 23:52
ヘッドライトの世界、楽しそうですね。
雷豚さん
アルミヘッドのヘッドライト、ありましたよ。LED LENSERのヘッドファイアパワーチップというやつです。分解したまま放置されていますが、鋳物のヒートシンクが結構な体積を持っています.AAA×3のダイレクトドライブでしたが、コンバータスペースもありそうな・・。TSUTAYAの電池コーナーにOEMらしきものが1980円で吊るされていました.
Ish
2007/11/03 02:36
雷豚さん>
ホムセンライトですね。そう言えばそっちもやりかけでした。配光とかはどんな感じだったのでしょう?

ヘッドラではたぶんフラッシュライトの式は一度忘れた方が良いような気はしています。
でもエコについては共通するものがありそうなので興味深いジャンルです。

0909さん>
一応HW-743Hの方では100%モードで実用点灯時間6時間と正直な表記に改められていて・・あ、743はAA/3Wの733のAAA/1W版だと思っていたのですが、ちょっと違ったようです。はい、実は既にここに在って測定待ちしています・・が733HのMid測定中(9時間経過)うっかりソフト終了しちゃってぐったりしました。

Ishさん>
あの形は放熱の為と言うよりLED LENSERらしいスタイリングを変えたくなかったのかも、と思うとちょっと微笑ましいです。
FoxfuryとかみたいにCR123Aガバっと積んで短期決戦タイプと割り切った方がかえって設計は楽かも。
monozof
2007/11/03 03:31
「幻のみたいなモノ」に反応(^^)

ヘッドライト、とりあえず今まで見た中で最強はProVでした。
ヘルメット用っぽい気がしますが、明るいのはメチャクチャ明るく、かつ非常に横方向に広角。正直反則、無敵だと感じました。

変わっている、というか面白かったのは、やはりFoxfuryのパフォーマンスシリーズだと思います。

一番気に入っているのはQUAD
何より軽い。小さくて、そこそこ明るくて、配光も悪くない。

昔から持っているのはNationalのフィラメント、今でもなぜか現役ですがですが、デカくて重くて暗いです(^^;


私にとっては、ヘッデンは重いのが最悪。

照度がべらぼうに高いことよりも、照射範囲の広さのほうが重要のような気がします。

明るく行こうと思えば、結局電源セパレートでなんとかすることになるのでしょうが、そうなるとお手軽感に欠けてしまうので、日常というか、お手軽実用的なのは5mm4灯系になるのだと思いますm(_ _)m


そーいえば、HDSのアクションライトでしたっけ?ヘッデン結局世に出なかったのかな、、、
川端
2007/11/03 06:54
おおっ実際的な使用情報ありがとうございます。
FoxFury社はまさにヘッドライト界のシュアファイアーと言えますね。無骨で価格も高いけど確かな機能を持っている・・のだと推察します(持ってないので)。
しかし気分はもう草薙素子になってしまいそうなので
普段使いよりやはりイザって時用なのでしょうね。
思うにHW-733Hも突入型に近い素養を持っていながら成り切れず、結局743で一般的な砲弾型に歩み寄る方向になったのだと・・これまた推察します。
フルスペックの753Proとか出せば面白いのに、とか・・妄想してしまいました。
日常使用のお手軽さの境界線としては電源はやはりAAx3迄だとは思いますが、北海道人からすると低温に強いリチウムで使えるモデルももう少しあって良い気もしています。
monozof
2007/11/03 09:18
あのぅ〜
多灯の5mm砲弾型に変換されるのなら
プリント基板(PCB)が数枚ありますけどぉ
需要ありますかぁ?
unkochan
2007/11/03 09:45
現在過去みらあいぃぃ〜♪(違)
・・・爺のたわ言m(_ _)m

視感で、初期照度から何%くらいまで
下がった時に「暗い・・・」って感じる
か、ってところも気になりますね。
往年のVスクエア3AAAなんて、DDで
ダラ下がっていっているのに、かな〜り
の時間、「使えてる感」ありましたし。

って私も今、ヘッデンいぢり始めてます。
今回はMADでわない・・・はず(笑)

リオ
2007/11/03 10:45
>低温に強いリチウムで使えるモデル
そこで単3、単4リチウムですよ。

個人的にはQUADがお気に入りです。
500GSに換装してやれば、FoxFury Commandともいい勝負かも。
doc
2007/11/03 11:14
unkochanさん>
ありがとうございます。でも、まずはHWシリーズをハイパワーLEDで攻めてみたいと思います。
私ちょっと勘違いしてまして、後継機のHW-743H・・てっきり733同様K2だと思っていたのですが、LuxeonVを搭載してたんですね。ふむ、これは重畳。

リオさん>
そうですね。私もヘッドライトは長時間運用がデフォだからと思って最初つけっぱで撮影とかしてたんですが大間違いである事に測定してみて始めて気が付きました。

え?そんなMADじゃないなんて・・ぜひ史上初のOSTAR入りヘッデンも!(でも良い子はマネしちゃだめ)

docさん>
フラッシュライトみたいに両方使えるってのがあればベストでしょうか。こうアルカリ時も実は並列で昇圧回路で駆動しててリチウムでスルーor降圧なシステムとか。
そう言えば500GS搭載の市販モデルってまだ無いんでしたね。うがっハイパワーLEDが更に不利に。
monozof
2007/11/03 11:44
いやいやいやいやいや。
今回はね、ベースのほうがかなりネタ風味〜。
UPはちょっと先になりそうな気配ですm(_ _)m
リオ
2007/11/03 22:27
なんとベースがMAD?アレではないのか?いや、しかしアレは元々Crazyなソレだから・・わかった!LEDがヘッドからウニョウニョ伸び・・(それは違う)
すみません、おとなしく楽しみにしております。
monozof
2007/11/03 23:08
>Ishさん
アルミ製ヘッドライトあったんですね。探してみたらコリみたいに見えますがどんな照射パターンなんだろう。
ヘッドライトの使う機会が自分にはあまりないので、何を優先すべきかぜんぜんイメージがわかないんだけど、フラッシュライトを頭に付けているのとは違うんですよね?????。
川端さんの言っているように5mm4灯位の照度が実用という事は、手元位を照らすのに使うのでしょうか。
僕のイメージとしては洞窟や炭鉱の中 5mくらい先を照らすなど光量必要なイメージでした。

ホムセンライトは説明難しいんですが、集光若干 スポット無いような リングあり って感じでした(説明になってない)。
ホムセンライトにも色々あると思うので、なんともいえないのですが 僕の使ったものは広範囲に明るくする水平ランタンのような感じといったら一番あってるかも・・・。

雷豚
2007/11/05 18:10

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